2025/02/08 18:10
①使用上の臭いと色移り
②輝きの比較による見分け方
③重さに対する値段での見分け方
長く着用し、
汗や水分がついた肌と金属が触れた部分に
金属の嫌な臭いと、
黒や茶色の色がついていれば
銀は臭いと色移りはしないため、
素材は銀でないと言えます。
②輝きによる見分け方
真鍮やステンレスアクセサリーと
見比べる方法です。
安価な真鍮やチタン、ステンレスは
銀よりも若干暗いグレーです。
素材は硬く変形しにくいのが特徴です。
傷はしっかりつき、目立ちやすく、
また、マットな輝きにはなりにくく、
鏡のような反射が消えにくいです。
しかし安価なものにも、
あらかじめ均一な傷をつけ、
マット加工されているものには
注意しましょう。
それに対し、銀は少し明るいグレーかつ
使っていくと輝きがマットになります。
鏡面加工といい、あえて表面をツルッとさせた
銀加工もございますが、
使用上、柔らかいので滑らかに傷がつき、
マットな輝きになっていきます。
上記の違いは、非常に微細なため
見分けれるようになるには
少し難しいのですが、
慣れると一目でわかるようになれます。
③重さと値段による見分け方
この見分け方は、
抽象的な内容が含まれます。
下記に当てはまるからといって、
一概に銀でないとは言えないため、
その上、ご確認いただけると幸いです。
ボリュームもしくは重量があるアクセサリーで
販売価格が5000円を割るものは少し怪しく、
3000~4000円を割るものは
銀ではない可能性が出てくると思います。
銀という素材は
安価な真鍮やステンレス、チタンに比べ、
素材価値だけで現状約170倍高い金属です。
銀と謳い、重量感があるのにも関わらず、
安い場合は販売者に利益が出るはずがないため、
他の合金が用いられている可能性が高いです。
もしくはそれを知らずに
販売してしまっているブランドもございます。
また、買ってみたら体積に対して
軽いと感じることがあると思います。
これは中抜きという方法で
銀の使用量を減らしています。
この場合、見た目は銀なのですが、
銀本来の重量感がないため、
使用上の満足感は味わえないです。
初級編に合わせ、
上記の方法を試していただければ、
ほとんどの場合、銀を見分けることは可能です。
以上、シルバーの見分け方【上級編】でした。
最後に、正しい知識を身につけることで
お客様が安心、安全、快適にシルバー製品の
お買い物を楽しんでいただき、
お気に入りのシルバーと共に
歳をとれることを、心より願っています。
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