2025/02/08 18:10


「絶対本物のシルバーをつけたい。」

この記事はそんなあなたへ送る手助けになればと思い、
綴らせていただきました。

初級編と合わせて、少し難しいが精度は上がる
銀の見分け方をご紹介させていただきます。

もし前回の記事をまだみられていない方は、
下記のブログを見ていただいたほうが、
より理解が深まると思います。
簡単な内容なので是非ご覧くださいませ。
◆シルバーアクセサリーとは何?
◆【初級編】本物のシルバー925/950/990の見分け方

では、本題に入らせていただきます。
シルバーの見分け方【上級編】では
結論、3つの方法がございます。

①使用上の臭いと色移り

②輝きの比較による見分け方

③重さに対する値段での見分け方


①臭いと色移りでの見分け方。

 長く着用し、

 汗や水分がついた肌と金属が触れた部分に

 金属の嫌な臭いと、

 黒や茶色の色がついていれば

 銀は臭いと色移りはしないため、

 素材は銀でないと言えます。


②輝きによる見分け方

 真鍮やステンレスアクセサリーと

 見比べる方法です。

 安価な真鍮やチタン、ステンレスは

 銀よりも若干暗いグレーです。

 素材は硬く変形しにくいのが特徴です。

 傷はしっかりつき、目立ちやすく、

 また、マットな輝きにはなりにくく、

 鏡のような反射が消えにくいです。

 しかし安価なものにも、

 あらかじめ均一な傷をつけ、

 マット加工されているものには

 注意しましょう。

 それに対し、銀は少し明るいグレーかつ

 使っていくと輝きがマットになります。

 鏡面加工といい、あえて表面をツルッとさせた

 銀加工もございますが、

 使用上、柔らかいので滑らかに傷がつき、

 マットな輝きになっていきます。

 上記の違いは、非常に微細なため

 見分けれるようになるには

 少し難しいのですが、

 慣れると一目でわかるようになれます。


③重さと値段による見分け方

 この見分け方は、

 抽象的な内容が含まれます。

 下記に当てはまるからといって、

 一概に銀でないとは言えないため、

 その上、ご確認いただけると幸いです。

 

 ボリュームもしくは重量があるアクセサリーで

 販売価格が5000円を割るものは少し怪しく、

 3000~4000円を割るものは

 銀ではない可能性が出てくると思います。

 銀という素材は

 安価な真鍮やステンレス、チタンに比べ、

 素材価値だけで現状約170倍高い金属です。

 銀と謳い、重量感があるのにも関わらず、

 安い場合は販売者に利益が出るはずがないため、

 他の合金が用いられている可能性が高いです。

 もしくはそれを知らずに

 販売してしまっているブランドもございます。

 また、買ってみたら体積に対して

 軽いと感じることがあると思います。

 これは中抜きという方法で

 銀の使用量を減らしています。

 この場合、見た目は銀なのですが、

 銀本来の重量感がないため、

 使用上の満足感は味わえないです。


初級編に合わせ、

上記の方法を試していただければ、

ほとんどの場合、銀を見分けることは可能です。


以上、シルバーの見分け方【上級編】でした。


最後に、正しい知識を身につけることで

お客様が安心、安全、快適にシルバー製品の

お買い物を楽しんでいただき、

お気に入りのシルバーと共に

歳をとれることを、心より願っています。


- OTW一同-


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