2025/02/08 17:33


「シルバーアクセサリーの定義ってそもそもなに?

 何が本物で偽物?素材の違いもよくわからない。」


この記事はそんなあなたに向けて、

少しでも手助けになればという思いから

綴らせていただきました。


最初に、

シルバーアクセサリーと呼ばれているものには

大きく分けて3種類存在します。

①チタンやステンレス、

 真鍮などを用いた銀色の合金。

②silver925でコーティングで、地金は①の合金。

 ※地金…加工の土台になっている金属

③silver925,950,990などの

 92.5%以上が銀比率で構成された合金。

 地金が銀で構成されたもの。


上記は全てシルバーアクセサリーと呼ばれています。

しかし、シルバーには2つの意味があり、

元素としての銀という意味と、

色としての銀色という意味があります。

①②は色におけるシルバーアクセサリーであり、

③だけ元素としてのシルバーアクセサリーを意味します。

つまり、①②は偽物ではないですが、

③が本物という認識は間違いではないです。


下記はそれぞれの素材の

1グラム単位の取引価格です。※2025年12月時点

上に行くにつれて価値は高く、

銀に関しては全てに対して約170倍の価値があります。

また、金属の価値は4つポイントで決まっています。

▪️希少性▪️採掘コスト▪️精製難易度▪️需要の高低

銀は上記の4つのポイントにおいて、

真鍮、チタン、ステンレスをはるかに上回る価値を持った金属であることがわかると思います。



銀は天然の高機能素材であり、

西洋、日本では古くから様々な用途で

慣れ親しまれた歴史の深い金属です。

その特徴は、柔らかく明るいシルバーであり、

見た目の美しさはもちろん、

真鍮やステンレスに比べ、

着用上、金属特有の嫌な匂いはなく、

金属アレルギーにもなりにくい肌に優しい金属です。



さて、今手元にあるシルバージュエリーは、

本物の銀が使用されているものでしょうか?



昨今、本物のシルバー使用を謳い、

安価に販売しているブランドが散見されます。

そのブランドが取り扱っているシルバーは

銀の知識を正しく持った

信頼出来るシルバーブランドでしょうか?


次回は、この内容を踏まえ、

簡単な銀製品の見分け方を

2つに分けてご紹介いたします。

パート1では【初級編】の紹介。

パート2では【上級編】になり、

パート1の見分け方と合わせることで

より精度は上がる見分け方の紹介になっています。

是非、次のの記事もご覧くださいませ。


最後に、正しい知識を身につけ、

お客様が安心、安全、快適に、

シルバー製品のお買い物を楽しんでいただき、

お気に入りのシルバーと共に、

歳をとれることを、心より願っています。


-OTW一同-

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